【夜勤の仕事を始めてみようと思っているあなたへ】メリットと気をつけたいこと
工場の求人を見ていると、夜勤が含まれるものが多くあります。「日勤の経験しかないけど、夜勤をやってみようかな?」「ちょっと興味がある!」という方に、夜勤のスケジュールやメリット、気をつけたいことなどについてご紹介したいと思います。
夜勤で働くってどんな感じなの?
まずは夜勤についておおまかにご紹介します。
世の中には24時間稼動している施設が意外と多くあります。例えば入院患者がいる病院や、夜間も入居者のケアが必要な介護施設などです。24時間稼動ということは当然人の手も24時間必要だということ。しかし1人の人が長時間働き続けるのは無理なので、時間帯を2つまたは3つに区切り、交代制で働くことで24時間施設を稼動させています。その勤務体制のことを交代制勤務といいます。
工場も24時間稼動している場合があります。メーカーの工場は生産の納期に合わせるため常時稼動していることが多いです。また設備を動かし続ける都合で24時間稼動している工場もあります。そのようなところが交代制の勤務体制をとっているのです。そのため夜勤が発生するというわけなのですね。
夜勤ありの仕事のスケジュール
夜勤の仕事のスケジュールはどのようなものなのでしょうか?
2交代制の場合で説明します。
時間帯は、例えば日勤は8時から17時まで、夜勤は20時から翌朝5時といった具合です。日勤担当の人が勤務を終えた後、夜勤担当の人の勤務開始となります。
日勤と夜勤のシフトは毎日変わるわけではなく、ある程度のまとまった期間に交代で訪れます。頻繁に切り替わると体がついていけなくなる可能性があるためです。日勤、夜勤のパターン変更は大体1~2週間でなされる場合が多いようです。
意外にいいかも?!夜勤のメリットはこんなにあります
・給料
なんといってもメリットは夜勤は昼勤に比べてお給料が高いこと。労働基準法では午後10時から午前5時までの労働は25%の割り増し賃金が支払われることが定められています。
たとえば時給1000円の仕事ならその時間帯は時給1250円が支払われるということです。これはなかなか嬉しいですね。
・通勤ラッシュがない
出勤時間が夕方から夜なので、煩わしい通勤ラッシュに巻き込まれなくて済みます。混雑してなかなか進まない道路、満員電車・・・朝の通勤がストレスという方には通勤ラッシュがないのは大きなメリットではないかと思います。
・夜は静かで気楽
昼勤のときは他部署からの電話や他工程との連絡などで慌しい工場の現場。しかし夜は比較的静かということが多いです。業種や仕事内容にもよりますが、その時間は出勤している人数も少なく精神的にラクに働ける、という場合が多いと思います。落ち着いて仕事に集中したい、という方には夜勤の環境は意外にいいかもしれませんね。
夜勤で気をつけること
夜勤には意外とメリットがいっぱい。その反面、気をつけなければならないこともあります。
・体調管理
徹夜明けで疲れているはずなのになぜか昼はなかなかぐっすりと眠れない・・・という経験はないでしょうか?人間の体は昼間は交感神経が働き、活動モードに入るからです。
夜勤は夜働いて昼に睡眠を取ることになります。しかし睡眠不足から体調を崩す可能性が多いにあります。なるべくなら職場でも仮眠を取るようにするとよいですね。
そして昼に眠るときには
・部屋を暗くする
・アイマスクなどで目から入る光を徹底的に遮断する
・耳栓をして音をシャットアウトする
などをすると睡眠の質がずいぶん改善されますよ。しっかり眠ることができればまた夜の仕事への活力が湧いてきますので、しっかりと対策するといいと思います。
・健康面への悪影響
朝に起きて夜は眠る、というのが人間の眠りの本来のリズムです。このリズムが崩れると自律神経やホルモンバランスが乱れ、免疫力が落ちることも考えられます。
休日はリフレッシュ、リラックスすることを心がけ、心身共に健康で生活できるように配慮することが大切です。
まとめ
いかがでしたか?夜勤にはちょっと大変なイメージがあるかと思いますが、お給料面や人が働いていない時間帯に働くからこそのメリットもあります。しかし体調、健康面ではケアが必要ですね。これから夜勤のある仕事にチャレンジしてみようかな?と考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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