自分でできるお家での熱中症対策


今年の夏は、7月末頃の梅雨明けでしたね。じめじめしたお天気が続いていたため、からだが暑さに慣れていない中での急激な真夏化が予想されます。本格的な暑い夏に向けて、体調管理には気を付けたいものです。そこで、今回は自分でできるお家での熱中症対策をご紹介します。今のうちにできる対策はしておきましょう!

*昨年は職場での熱中症対策もご紹介したので合わせてお読みください。
■自分でできる職場での熱中症対策

その1 インテリアを新調

暑いと感じるのは、もしかすると部屋の中での“色”が原因かも。青色のものは、赤色に比べると感覚的に3℃前後涼しく感じる効果があるとされています。
ある実験で「赤=温かい」、「青=冷たい」という一般的なイメージが実際の温度感覚にも影響を及ぼすと結果がでたそうです。自分の部屋を見回してみて、色合いを確認してみて下さい。季節に合わせて新しいインテリアを導入してみるのもよいかもしれませんね!また、見た目にも涼しいすだれや風鈴を取り入れてみることで、さらに感覚的な涼しさを演出してみてはいかがでしょうか。

その2 寝具の素材を見直す

寝る時に寝苦しいと感じる理由の1つは、自分の体温でベッドを温めてしまうから。温まったところが嫌で何度も寝返りを打つという経験をされた方もいるかもしれませんね。そこでおすすめなのは寝具の見直しです。特に寝具の素材を見直すことで、その不快感は解消されるかもしれませんよ。現在、様々なメーカーから冷却・涼感・ひんやりタイプの敷マットが出ています。このタイプのものに変えるだけで、体感温度が劇的に変わります!また、麻素材のシーツ、枕カバーだと通気性・速乾性に優れています。麻に含まれるペクチンは抗菌効果もあり、雑菌の繁殖を防いでくれるので汗をかいてもベタつかない!どちらも手軽に自宅でお洗濯できるので清潔に使えますよ。

その3 食生活に気配りを

なんだかだるくて食欲もない…!それは夏バテの症状です。こまめな水分補給はもちろん大事ですが、食生活にも気配りが必要です。うなぎや豚肉、大豆製品などはビタミンB1が豊富で夏バテ予防にぴったりです。それにスタミナ食材のニンニク、玉ねぎ、ニラ、ネギなどはアリシンを含んでいるので、胃腸の働きを改善し食欲不振を解消してくれます。梅干しやレモンなどはクエン酸を多く含んでおり、疲労回復に役立ちます。ご存知の通り、熱中症対策として水分と一緒に塩分を摂取することは重要です。食材を意識し、熱中症対策に効果的な食材をとることで、熱中症になりにくいからだをつくりましょう!

その4 エアコンをつける

真夏の夜の暑さは耐え難く、とても寝苦しいですよね。汗だくで気持ち悪くなって目が覚めるなんてこともしょっちゅうあります。熱帯夜はエアコンをつけたままお休みになる方も多いのではないでしょうか。設定温度を低めにしすぎてしまうと、からだが冷えてしまいます。エアコンを使って寝る際は、少し温度が高めかなと思う設定にしておきましょう。とはいえ省エネだと高めの温度に設定しすぎるのもよくありません。節約したい方は、扇風機やサーキュレーターなどを併用して、部屋の空気が循環するようにしておくと快適に寝られます。

まとめ

暑い暑い夏がこれから続きます。予防も大切ですが、もしもの時は早目にお医者さんにみてもらうことが大切です。頭痛やめまいなど、軽度の症状だから大丈夫と判断せず、いつもと違うと感じたら無理はしないで過ごしましよう。
仕事中に気分が悪くなった場合は無理せずに、現場のリーダーや上司に相談してください。
エースコーポレーションは人を第一に考えて、スタッフの皆さんをサポートします。少しでも涼しく過ごせるように工夫し夏バテしないからだをつくり、夏を乗り切りましょう!