実は、滋賀県が全国NO.1!を集めてみました。
滋賀県を代表する全国NO.1といえば、「琵琶湖」ですが、実はそれ以外にも意外なNO.1があるんです。例えば、今や持っていない人の方が珍しい〇〇の普及率や子どもの頃よく遊んだあのゲームの出荷率、朝食やランチによく食べる〇〇の消費量など、あっと驚くようなものがたくさん。そこで今回は、統計から見えてきた、“なるほど納得”な県民性も一緒に、滋賀県が誇る全国NO.1をご紹介します。
滋賀県ってすごい!あれもこれも実は全国1位なんです
・男性の平均寿命が全国NO.1
過去最高を更新し続けている日本人の平均寿命。2018年には、女性が87.32歳、男性が81.25歳を記録し、男性の平均寿命では滋賀県が1位となりました(女性は第4位)。実は滋賀県の男性は、煙草を吸う人や多量飲酒をする人が少なく、逆にスポーツや趣味、自己啓発に打ち込む人が多いことで知られています。また、有業率も高く、ボランティア活動の年間行動者率(10歳以上)も全国1位なのだとか。このようにいつまでもハツラツと過ごせる環境が長生きに繋がっているのではないかと言われています。
・かるた、トランプ、囲碁、将棋の出荷率が全国NO.1
漫画「ちはやふる」で一躍人気となったかるた。毎年かるた競技の選手権大会が開催される大津市の近江神宮はかるたの聖地として有名ですが、滋賀県には百人一首ゆかりの地も多いなど、かるたと縁の深い土地柄です。そんなかるたをはじめ、トランプや囲碁、将棋、麻雀、チェス、すごろくなど、ゲーム用品の出荷率が全国1位なんです。
・IT関連機器普及率が軒並み全国NO.1
光回線、スマートフォン、パソコン(ノート型)、カメラといった最先端のIT機器の普及率が、東京や大阪など大都市を抜いてなんと全国1位。諸説はさまざまあるようですが、県民の平均年齢が全国3位と若いことや早く正確な情報を得ることに長けた近江商人の気質が関係しているのではないかと言われています。
・大津市は、パンの消費量が全国NO.1
2016~2018年にかけて行われた調査※1によると、47都道府県の県庁所在地と政令指定都市の中で最もパンの消費量が多かったのが大津市なのだとか。パン粉、そば粉、ホットケーキの素などの年間消費支出金額も全国1位となっているほか、パンと一緒に楽しむことの多いコーヒーの消費支出金額も、実は全国2位。
・肉用牛の飼養農家1戸当たり頭数が全国NO.1
近江牛で有名な滋賀県ですが、飼養農家1戸当たりの頭数は、北海道を抜いて全国NO.1。そのため、他県よりも牛肉が手に入りやすく、普段から牛肉(たんぱく質)をしっかり摂っている高齢者が多いことも、平均寿命の伸びと関係しているようです。
<まとめ>
いかがでしたか?中でも、男性の平均寿命がNO.1!は本当にすごいことですよね。滋賀県は有業率が高く、男性は全国第4位、女性も9位なのだそうです。しかも労働時間が短く、ジニ係数(所得格差)が小さいなど、統計から滋賀県は、年齢、性別に関係なく働きたい人が働きやすい環境であることが見えてきました。食べ物もおいしく、自然環境も抜群で働きやすい滋賀県。ますます盛り上がること間違いなしですね。
【参考HP】
■みんなでつくろう!健康しが
https://www.kenkou-shiga.jp/suji
■滋賀県なんでも一番~子どもページ~
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/tokei/304785/12972.html
※1
総務省総計局「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2016年(平成28年)~2018年(平成30年)平均)」