派遣先で苦手な仕事を頼まれた時の、上手な乗り越え方
派遣社員として働いていると、率先力を期待されて苦手な仕事を急に頼まれることがあったりします。まだ気軽に質問できる関係性を築けていなかったり、頼まれた仕事の経験がなかったり、「できることならやりたくない…」と気分が沈んでしまうこともあるかもしれません。もしそんな状況をうまく乗り越えることができたら、仕事がもっと楽しくなると思いませんか?そこで今回は、派遣先で苦手な仕事を頼まれた時の、上手な乗り越え方をご紹介します。
状況をどう捉えるかは自分次第。まずはポジティブに受け取ってみる
今目の前に生クリームたっぷりのショートケーキがあったとします。みなさんは、このケーキを見てどう思いますか?「今すぐ食べたい!」と思う人もいれば、「太るから食べたくない」と思う人、はたまた「なんとも思わない」など、同じ状況にもかかわらず、その場にいる人の心の中では、さまざまな感情が生まれているんです。「苦手な仕事を頼まれた時」も実は同じ。その状況は、ネガティブにもポジティブにもその人の考え方次第で変わってしまうんです。もし、苦手な仕事をやりたくない理由が「心配や不安」からくるものなら、まずはポジティブに受け取ってみましょう。その瞬間から「苦手な仕事」は「スキルアップできる仕事」に変わります。
苦手な仕事を引き受けるリアルなメリット
実は派遣社員にとって苦手な仕事を引き受けることが、大きなメリットにつながる場合があるんです。
例えば、
・苦手な仕事を克服することが、スキルアップにつながる
・積極的な姿勢が評価され、時給アップにつながる
・仕事の幅や経験値が増え、次の仕事を探す際に有利になる
・職場の人と良い関係性を築く機会になる
など
苦手な仕事を引き受けたことで、その後自分を取り巻く状況が良い方向に大きく展開する可能性も高くなります。
「質問力」を上げることで、仕事をポジティブに進めやすくなる
とはいえ失敗への不安から抜け出せない人もいるはず。そこで重要になるのが「質問力」です。例え苦手な仕事でも、分からない部分を明確に理解できれば、しっかりとこなすことができます。
そのためには、
[1]分からない部分をまとめてから質問をしに行く
[2]質問の際に、仕事の明確なゴール(完成形)を共有する
[3]仕事を進めながら出てきた疑問点は必ず確認し、曖昧なまま進めない
ことを心がけましょう。
質問中は、相手の時間を奪うことになるため、なるべく簡潔に済むよう準備をすることが大切です。また、ゴールや疑問点が曖昧なまま進めると、思わぬ方向に行ってしまうことも。質問を怖がらず、きちんと整理して仕事をする姿勢は、周りの人たちにも良い印象を与えることができます。
<まとめ>
いかがでしたか?「やりたくない」と思う気持ちをよくよく紐解いてみると、「不安や心配」が隠れていることがよくあります。まずはポジティブに受け取ってみる、そして焦らず、しっかり準備して仕事を進めてみる。それでもはじめはうまくいかないと感じることもあるかもしれません。でも、繰り返すことで確実に仕事力も人間力もアップしていきます。「まずはポジティブに」を合言葉に、ぜひみなさんも試してみてくださいね。