「御朱印ガール」も大注目!?滋賀県で楽しむ素敵な御朱印めぐり
寺社を参拝した証としていただくことのできる「御朱印」。ご祭神名や寺社名を墨書きし、寺社の紋などの印が押される御朱印は、神聖な力を宿すものとされ、ご利益に繋がるともいわれています。近年は、趣向を凝らした御朱印やオリジナルの御朱印帳も登場し、そこでしか手に入らないものを求めて、今、寺社をめぐる旅が密かなブームを呼んでいます。比叡山延暦寺をはじめ都道府県別寺院数ランキングでも4位を誇る歴史深い滋賀県は、御朱印めぐりにもぴったりです。そこで今回は、素敵な御朱印と出会える滋賀県の寺社をご紹介します。
■比叡山延暦寺(大津市)
日本仏教の聖地として、ユネスコ世界文化遺産にも登録されている、天台宗総本山。比叡山延暦寺の特徴は、なんといっても御朱印の豊富さ。東塔、西塔、横川の3つのエリアにある各お堂と縁日に特別授与されるものを合わせると、常時十数種類の御朱印がいただけます。縁日の御朱印は紺紙金泥の特別な御朱印で、遠方から度々通う人も。
比叡山延暦寺
https://www.hieizan.or.jp/keidai/reijyo
■彦根城(彦根市)
徳川家康の命により20年の歳月をかけて築城され、歴代の彦根藩主井伊家が居城とした国宝の城。ここでは、御朱印ならぬ御城印がいただけます。通常は、墨字の彦根城に金泥の「直」の文字が書かれたものですが、彦根市のキャラクター「ひこにゃん」や「いいのすけ」が描かれたカワイイ御城印が不定期で登場します。販売日時は、彦根城のホームページを要チェック!
彦根城
■西教寺(大津市)
明智光秀の菩提寺として有名な天台真盛宗の総本山。境内には明智家一族の供養塔があります。御朱印は、数種類から好きな言葉を選ぶことができ、明智家の家紋である桔梗の印を押していただけます。
西教寺
■大野神社(栗東市)
学問の神、菅原道真公を御祭神とする神社。JRA栗東トレーニングセンターの氏神様としても知られ、有名ジョッキーたちもこちらで授かったお守りを身に着けているのだそうです。また、嵐ファンの聖地としても有名です。こちらでは、毎月15日にいただけるいちご柄や限定の鯉や切り絵の龍神など、鮮やかな御朱印が人気です。
大野神社
■教林坊(近江八幡市)
聖徳太子によって創建された寺。「教林坊(きょうりんぼう)」という名も、聖徳太子が林の中で教えを説いたことに由来しているそうです。境内には「太子説法岩」と呼ばれる大きな岩があり、そのため別名「石の寺」ともいわれています。聖徳太子の名を記した通常の御朱印もありますが、秘仏「不動明王」の御開帳期間中のみにいただける御朱印を求めて、その時期、毎年たくさんの人が訪れます。
教林坊
https://kyourinbo.jimdofree.com/
<まとめ>
いかがでしたか?今や御朱印を求める女性たちが「御朱印ガール」と呼ばれるほど、ブームとなっている御朱印めぐり。霊験あらたかな寺社が数多く残る滋賀県には、土日ともなるとそんな御朱印ガールたちの姿があちこちに。かわいい、かっこいい、珍しいといったデザイン性はもちろんのこと、土地を知り、歴史を知りながら神仏と繋がることのできる御朱印は、いつの間にか人生の道しるべになってくれるといいます。ぜひみなさんも初詣がてら、滋賀県で御朱印めぐりをしてみませんか?