五月病を乗り越えよう
五月病という言葉を聞いたことはありますか?毎年五月頃に、なんとなく心身の調子が良くないなと感じることを言います。四月は入学や進学、就職、異動など、新しくはじまることが多い時期。新しい環境や人間関係の中で一生懸命頑張った反動が出やすいのが、五月なのです。ちょっと調子が良くないなと少しでも感じたら、周囲に相談したり適度にリフレッシュしたりしましょう。
そもそも五月病ってなに?
五月病とは正式な医学用語ではありません。五月のゴールデンウイーク後に、身体がだるい、疲れやすい、よく眠れない、食欲がわかないといった症状が現れることを総称して、五月病と呼びます。春バテ、四月病、六月病と呼ばれることもあります。
新しい環境になじもう、一生懸命頑張ろうとしたことの反動によるケースが多いことから、まじめで責任感の強い方、周囲への配慮を重視する方のほうがなりやすいと言われています。五月病かもと思ったとしても、自分を責める必要はないのです。
五月病かもと思ったら
よく食べて、よく眠る
五月病かもと思ったら、何よりもまずはストレスをため込まないようにすることが大事です。そのためにも、しっかり食べて、十分な睡眠を取りましょう。食欲がわかないという場合でも、あたたかいスープやお味噌汁だけを飲む、好きなものや食べたいものを食べる、外食をするなど、無理せず自分にできるやり方を見つけることがポイントです。
そして、しっかりと睡眠を取ります。寝つきが良くない場合は、湯舟につかってリフレッシュする、軽くストレッチをする、アロマをたく、リラックスできる音楽をかけるなど、工夫しましょう。
自分の気持ちや悩みを人に話してみる
家族や信頼できる友人、上司、先輩、同僚など、誰かに自分の気持ちを打ち明けることで、ストレスを軽減できます。職場によっては専門の産業医やメンタルヘルスケアスタッフがいる場合もあるので、気軽に活用しましょう。
人には話しづらいという場合は、悩んでいることや気持ちを紙にどんどん書き出していくことがオススメです。気持ちや脳の整理につながり、ストレスや悩みの本当の理由に気づくこともできます。自分の気持ちや状況を人に話したり、紙に書き出したりしてみることで、自分を客観的に見つめることもでき、やる気もわいてくるでしょう。
小さな目標をクリアして自己肯定感を高める
五月病の状態になっているときは、自分への自信が揺らいでしまっていることが多いです。だからこそ、「朝7時に起きる」「朝食を食べる」「1日10分運動する」といったちょっとした目標を立てて、クリアすることで自分を褒めてあげましょう。
もしできなかったからといっても、責めることはもちろん、ありません。「7時半に起きれた」「野菜ジュースを飲んだ」「5分だけ運動した」など、できたことに注目して自分の頑張りを認めていくことが大切です。
まとめ
いかがでしたか?そもそも季節の変わり目には、体調を崩しやすいもの。少しでも不調だなと思ったら、一人で抱え込まずに上司や先輩、同僚に話してみてくださいね。専門機関に頼ることも大事です。まずは日ごろからしっかり食べて、睡眠を取り、規則正しい生活を心がけましょう。
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