琵琶湖を自転車で一周してみよう!
滋賀県といえば琵琶湖。日本最大の面積と貯水量を誇る琵琶湖は、1級水系「淀川水系」に属する1級河川です。琵琶湖の面積は滋賀県土の約6分の1で、60種以上の固有種が生息しています。琵琶湖岸の長さは約235kmですが、道路沿いに進めば約200km。湖岸沿いは平坦な道が多いため、琵琶湖を自転車で一周する人が増えています。休日や平日の仕事終わりに少しずつ進んでみたり、1泊2日で一気に一周してみたり。雄大な琵琶湖の景色を眺めながら、リフレッシュしてみませんか。
琵琶湖一周のポイント
1泊2日以上のプランで、湖畔の魅力を満喫しよう
湖岸を道路沿いに進むと、一周は約200kmです。琵琶湖大橋を境に、北湖(ほっこ)と南湖(なんこ)に分かれており、南は瀬田唐橋まで進むことができます。北湖だけなら一周約160km。一周することだけを目的にすれば、サイクリングに慣れた方なら1日で周れるでしょう。景色を楽しみながらゆっくり進み、公園や道の駅、カフェなどに立ち寄るコースなら、1泊2日以上がオススメです。
春と初夏、秋の日中に走ろう
琵琶湖一周にオススメの時期は、春から初夏と秋です。特に5月は気候の良い日が多く、サイクリングにピッタリ。8月の夏休み時期は炎天下により熱中症対策が不可欠で、冬は積雪により自転車の走行が難しくなります。
太陽が出ている日中に走行するのが安全なので、できるだけ早朝に出発して、日没までにはその日の走行を終えましょう。余裕を持ったスケジュールにするほうが、急な寄り道や予定変更にも対応でき、落ち着いてサイクリングを楽しめます。
反時計回りで景色を楽しもう
自転車は左側通行なので、湖岸を走る際は反時計回りに進んでいくと水辺に近いルートを走ることができます。景色も良く、交差する道も少なくなって安全です。琵琶湖一周サイクリングでは、車の少ない車道や自転車・歩行者専用道路を走る「低速コース」と、主に車道を走る「上級コース」があります。自分や同行者の経験やタイプに合わせて、無理のないコースを選びましょう。
おすすめの楽しみ方
公園や道の駅に立ち寄る
単に湖岸を一周するのではなく、各地の名所に立ち寄ってみましょう。日本三名橋のひとつとして知られる瀬田唐橋で夕陽を眺めたり、草津川跡地公園でちょっと休憩したり、栗東や竜王にある道の駅で地域の名産品を買ってみたり。少し足を延ばせば、温泉やメタセコイア並木を楽しむこともできます。
JRや船を利用してショートカットする
琵琶湖に浮かぶ島に寄り道することも楽しみ方のひとつ。竹生島に向かう船には、自転車を載せることもできます。彦根市から高島市マキノ町の間は、船を利用してショートカットすることも。また、琵琶湖の周りを走るJRを活用して、1日に少しずつ琵琶湖一周の距離を伸ばしていくこともできます。
まとめ
いかがでしたか?琵琶湖の豊かな自然を楽しみながら、ぜひサイクリングに挑戦してみてくださいね。琵琶湖の周辺にはレンタサイクルショップも多いので、ロードバイクやクロスバイクといった変速機付きスポーツ自転車をお持ちでない方も、気軽に挑戦できます。また「びわ湖一周サイクリング認定証」を集めるのもおススメ。認定ステッカーのカラーは毎年変わり、5回で銀色、10回で金色の特別ステッカーももらえます。1回だけ一周するのではなく、毎年挑戦してみても楽しいですね。