訪れることができるのは春と秋だけ!教林坊へ紅葉をみにいこう


滋賀県東近江市に位置する教林坊(きょうりんぼう)は、紅葉の名所として知られる歴史的なお寺です。教林坊は春と秋にだけ特別公開され、特に秋の紅葉シーズンになると、その美しい庭園が色鮮やかな紅葉に包まれ、多くの観光客が訪れます。
今回は紅葉シーズンのお出かけにぴったりな教林坊についてご紹介します。

訪れることができるのは春と秋だけ!教林坊へ紅葉をみにいこう

教林坊について

教林坊は、推古天皇の時代(605)年に聖徳太子の命により創建されたと伝えられています。聖徳太子は、当時の政治や宗教に大きな影響を与えた人物であり、彼の業績や信仰は日本の歴史に深く刻まれています。教林坊もまた、彼の宗教的な影響を受けた場所としてその存在を示しています。

寺名の「教林」とは、彼が林の中で教えを説かれたことに由来し、境内には「太子の説法岩」と呼ばれる大きな岩とご本尊を祀る霊窟が残され、「石の寺」と呼ばれています。

ご本尊は彼の自作の石仏で、難産を帝王切開によって助けたという安産守護の言い伝えがあります。

子授け・安産のほか、ご唱歌に「九十九折れ たずねいるらん 石の寺 ふたたび詣らな 法の仏に」と詠われるとおり、どんな困難な願い事も二度詣でれば叶うという「再度詣りの観音さま」として信仰されています。

江戸時代初期の茅葺き書院は貴重な指定文化財とされており、小堀遠州作と伝えられている名勝庭園は、枯れ滝や鶴島など、巨大な石を用いて表現された桃山時代を象徴する池泉回遊式庭園です。

紅葉シーズンの教林坊

教林坊は春と秋に特別公開されます。特別公開時期以外は入ることができません。秋の紅葉シーズンには、300本を超えるもみじの幻想的なライトアップを開催しており、150基にもなるライトが大木を幻想的に照らし出し、日中とは異なる景色を堪能することができます。

教林坊の紅葉の美しさは、何といってもその庭園にあります。入口から本堂にかけて広がる庭園には、苔むした石段や池、そして自然石が巧みに配置されており、その緑ともみじの赤のコントラストが非常に美しく静寂な雰囲気です。

また、庭園内には大小の石が配置されており、それらと紅葉が織りなす風景は、日本庭園ならではの美しさを感じさせます。紅葉シーズンには、池に映り込むもみじの逆さ風景も絶景で、庭園の中を進むにつれて、自然の美しさに心が洗われること間違いなしです。

教林坊周辺の観光スポット

教林坊を訪れた際には、周辺の観光スポットもぜひ訪れてみてください。教林坊から車で約10分の距離に永源寺というもう一つの紅葉の名所があり、こちらも紅葉シーズンには多くの人で賑わいます。

また、滋賀県東近江市は湖東三山として知られる金剛輪寺、西明寺、百済寺といった名所も点在しており、これらのお寺も紅葉の時期には見事な風景を見せてくれます。

教林坊を含めこれらの場所は、心を落ち着かせるのにぴったりです。

参考:教林坊公式ホームページ

<まとめ>

いかがでしたか?教林坊の紅葉は、単に美しいだけでなく、歴史的な背景や庭園の静寂さとともに、訪れる人の心を癒やす力を持っています。教林坊で秋の澄んだ空気とともに色鮮やかな紅葉を眺めながらゆったりとした時間を過ごしませんか。教林坊はまさに隠れた名所といえるでしょう。

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