エースコーポレーションのカムバック制度
一度辞めた会社にまた入社する、それがカムバック制度。エースコーポレーションではこの度、当社で活躍していた社員が再び仲間として戻ってきてくれました。人事の方や、経営企画をされている方も気になるこの「カムバック制度」について、今回はお話ししていきたいと思います。
一度仲間になった社員や派遣スタッフとの縁を大切した結果の2回目の入社
「カムバック制度」というと、キャッチ―で目を引く制度のようですが、特にこれをアピールして会社として積極的に人材の復活を促進していたわけではありません。一度、社員として派遣スタッフとして、当社の仲間になった社員との縁を大切にした結果、一度会社を退職した社員が戻ってきた、ということです。結果的に名称をつけるなら「カムバック制度」とでもいうのでしょうか。
カムバック制度を実際に運用されている会社もあると思いますし、運用したい、もしくは興味がある、という会社も多いと思います。ただ、誰でも帰ってきたらいいのか、というとそこはしっかりと基準を設ける必要がある、ということはご注意いただくといいと思います。
カムバック制度運用にあたって押さえておきたい5つのポイント
1つ目のポイント<辞めた理由>
辞めた理由は押さえておきましょう。仕事や会社、環境に対しての不満があったり、その時だけの衝動的なマイナスの状況を回避するための退職だったりした場合は、難しい場合も多いのではないでしょうか。
2つ目のポイント<辞め方>
辞め方も大切です。退職にあたって、適切に相談をしたのか?会社に迷惑をかけない時期に、派遣スタッフや他の会社の仲間達など、後任が仕事をしやすいように迷惑をかけないようにしっかりと引き継ぎをしたか?周囲にも応援してもらえるような辞め方だったのか?そんなことも踏まえておくようにします。
3つ目のポイント<活躍していたかどうか>
あきらかに前回会社で働いていた時に、活躍していたかどうか、派遣スタッフや他の派遣スタッフ担当の管理社員にも評価されていたか、そんな実績も大切です。
4つ目のポイント<再応募の理由>
再応募の理由はできるだけ詳しく聞くようにします。しっかりまた肝を据えて、この会社で活躍し、自分自身成長したい、他の仲間やお客様に貢献したい、という確固たる覚悟というか、意思をもっているかどうか、確認することにもつながります。
5つ目のポイント<当時と現在は違う>
会社は“生き物”とも言われます。以前活躍してくれていた時と同じではなく、また状況が変わっている中で、適切に順応・対応できるように意識してもらえるよう押さえておきたいところです。そのような点も理解し、また活躍が期待できる人こそがカムバックの対象になると思います。
まとめ
会社や仕事の良いところはもちろん、大変なところも十分理解しているからこそ、カムバック入社された社員は活躍の期待も大きくなります。特に、他での経験がさらにプラスされ、より大きな価値を会社に与えてくれる可能性も秘めています。
エースコーポレーションは派遣スタッフ・社員・そしてお客様からもみんながアットホームで信頼しあっている会社と言って頂きます。派遣スタッフとして長年活躍してくれた人材や、一度は会社を離れた社員も、それぞれの力を寄せ合って、またエースコーポレーションを盛り上げてくれる、そんな温かく人情味あふれる会社の風土を大切にしていきたいと思います。