エースコーポレーショングループの社風に見る近江商人の商売人気質
滋賀県で業務請負や派遣事業をおこなっているエースコーポレーショングループは、エースコーポレーション株式会社とエースコーポレーションTS株式会社からなる人材総合サービスを提供する会社です。
昔は近江の国と呼ばれていた滋賀県は、琵琶湖でも有名な「湖国」でもあります。北陸道や東海道、中山道などの陸上での交通の要の土地でもあったために、近江は商人の街でもありました。「近江商人」という言葉をお聞きになったこともあるのではないかと思います。
そんな滋賀県の“近江商人の気質”をエースコーポレーションの社員は引き継いでいます。
【近江商人を表す名言】
1、三方よし「売り手よし、買い手よし、世間よし」
近江商人は、売り手の利益だけを考えて商売をするのではなく、買い手であるお客様が心から満足し、そして、商売によって地域や社会に貢献するのが真の商いだと考えていました。エースコーポレーショングループも、人材派遣や業務請負などの人材サービスにより、スタッフも喜び、お客様も満足し、モノづくりの国である日本経済活性化に貢献したいと思っています。最終的には当社にとってもよい結果がついてくるので、理想的な考えです。
2、始末してきばる
「始末」は「倹約する」という意味です。単に無駄遣いをせずに細々と暮らす事ではなく、たとえ高くつくものであっても本当に良いものであれば長く使い、長い目でよい結果につながるように本気で取り組むという心意気を表現している言葉ですね。当社も、希望するスタッフ全員にワンルームマンション寮を用意し、金銭面での相談にも積極的に対応しています。これは今大変なことであっても、そのスタッフが長期的に当社の戦力として大活躍してくれることを願うからです。
3、陰徳善事
よい行いは、自分の見栄や自己顕示のために行うのではなく、本来、人知れず善い行いを重ねていくべきであるという近江商人の考え方です。よいことはどんどんアピールしてセールスしていくという風潮が強くなってきている中で、立ち戻るべき考え方ではないかと思います。エースコーポレーションでは、人の気持ちを察して、その人のためになることを先んじて行動するようにと教えられています。言葉がないと分からない、というのではなく、その人の立場・状況・表情などを総合的に考えて、その人のためになることを人知れず行っていく、それが結果的に信頼関係となっていきます。
多くの派遣会社や業務請負を行っている会社は、たくさんのスタッフさんの勤怠管理でとても大変で忙しい日々をすごしてしまい、なかなか担当するスタッフと日々会話を交わす機会がないようです。そして、同じように、目の前の仕事に追われて、お客様先に顔を出す頻度もどうしても少なくなってしまうという悪循環があるそうです。 (実は、このような他の派遣会社や業務請負の会社の話も、私たちはお客様先で働くスタッフや、取引先のご担当者さまから教えてもらっています。)
エースコーポレーショングループは、毎日毎日、管理担当社員がお客様先に行き、ご担当者様やお客様先で頑張るスタッフ達と顔をあわせています。一緒に朝のラジオ体操をしている姿もよく目にすると思います。時には仕事終わりに一緒にスタッフと社員が飲みに行ったり食事に行ったり、会社全体で、卒業するスタッフの送別会をしたり、バーベキュー大会をしたり、楽しくすごしています。
寮に入っているスタッフがほとんどなので、こういったイベントや交流で、仕事での頑張りがきくようになったり、仲間を助ける気持ちが生まれてくるのだと思います。
こんなエースコーポレーショングループの社風や風土も、近江商人さながらの「商売人気質」があるからかもしれません。
私たちエースコーポレーションは、縁があった一人ひとりのスタッフやお客様を大切に思っています。「無理」というのは簡単ですが、それでも何とか人の役に立ち、人の為に尽くす、それを喜びとして日々頑張っています。「派遣会社として」「業務請負の会社として」「職業紹介を行う会社」として、の前に、「人として」しかるべき行動をとっていく、そんな風にみんな考えていると思います。
私もこのエースコーポレーショングループの一員として、みんなをサポートしていきたいと思います。
これから、このブログでは、日々感じたことや思う事、またブログをご覧の皆さんのお役に立つ情報などを発信していきたいと思いますので、またご覧になってくださいね。
★暑い日が続きますので、身体に気を付けて皆様お過ごしください!