話ベタでも、新しい環境にすぐに溶け込める方法


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話すのが苦手。初めて会う人と会話が続かない。そんな悩みを抱える方の為に、話ベタでも新しい環境にすぐに溶け込める方法をご紹介したいと思います。コミュニケーションスキルを上げる為、いろいろなスキルやテクニック、考え方などがありますが、今回は第一ステップとして、一番シンプルで誰でもやってみることができる内容にそぎ落としてみました。

相手の話を聞く、聞く、聞く

コミュニケーションの第一歩。それが「聞く」力です。 多くの著名人との対談を経験されている阿川佐和子さんが出された「聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書) 」もベストセラーとして2012年の発売後、今も売れ続けているといいます。やはり聞くことは大切なのです。一生懸命聞いているように見えるだけで、何となく好印象を与えることもできます。

とにかく難しいことは考えずに、目を見て意識的に興味を持って話をきくことが大切です。

理解したことを伝える為には“オウム返し”

コミュニケーションが苦手という意識のある方に共通する点が、話した内容を理解したかどうかの反応をしなかったり、反応が乏しい場合がよくあります。話を聞いて、その内容について考える前に、聞いた内容を理解したかどうかまず反応することが大切です。

相手が言った内容を“オウム返し”することが、理解していることを伝える一番簡単な方法です。

コミュニケーション力が高い方は、この返し方が“オウム返し”ではなく、聞いた内容を自分の理解した言葉に変換して確認したり、さらに何かを加えて共感しているメッセージを発信しますが、まずはオウム返しができれば反応しないより格段にレベルアップできます。

最後は質問すること。

最後のステップです。ここは少し難易度が高いのですがやってみましょう。 難しい質問は必要ありません。派遣スタッフもまだ慣れないうちの方が知らないことが多く、知らないことが当たり前なので質問しやすいです。1つ質問することができれば、会話が一旦成立します。

分からない事、聞きたいこと、なんでもいいのでとにかく質問してみましょう。

あとは、「聴く」⇒「オウム返し」⇒「質問」⇒「聴く」⇒「オウム返し」⇒「質問」を繰り返すだけ。

特に会話が苦手でなかなか自分から話しかけることができないと悩む派遣スタッフの方には、誰かが話しかけてきてくれた時がチャンス!と伝えています。話しかけてきてくれた時に、まず「聴く」をはじめることができるからです。“苦手”と思う前に、ぜひ一度、とにかくやってみてくださいね。

ちなみに、私たちエースコーポレーショングループは人材派遣を行っているので、初めての環境ですぐに仕事に慣れて頂くため、派遣スタッフの方々にいろんなアドバイスを行っています。今回ご紹介したのは、実際に「よかった!」「意外と大丈夫」とコミュニケーションへの苦手意識が高い派遣スタッフからも評判が高かった、初めての職場で本当に役に立ったスキルだけをピックアップしてみました。

いかがでしたか? 慣れない職場や環境は緊張の連続です。当社の新任派遣スタッフからは以下のような感想が出ていますよ。参考までにご紹介します。皆さんもぜひお役立てください。

新任派遣スタッフの感想

Uさん:

聞くだけでいいんですね!
いろいろ考えると何もできなくなるので、これだけまずやってみます!

Fさん:

たしかに、「興味をもって」とか「目を見て」ってやってませんでした。

Nさん:

「目で見て」の時点で頑張らないとマズイ。
返事はまだしも、話している人の目を見るのが緊張するので。

Oさん:

意識してやってみたら、普段、返事をあまりしていなかったことに今更気づきました。「はい」「ええ」くらいしか返事していませんでしたが、オウム返しとまでいかないですが、少し言葉を言うと自分の緊張もほぐれました。

※「聴く」「オウム返し」「質問」をエースコーポレーショングループの派遣スタッフにアドバイスした感想