自分にぴったりな仕事と出会える!派遣の仕事探しにも役立つ、自己分析メソッドとは?
世の中は、思っている以上にたくさんの職種で溢れています。その中からすぐに自分にぴったりな仕事が見つかる人もいますが、合わずに辞めてしまう人、苦痛や不安を抱きながら続ける人も実は少なくないんです。そんな人生の大きな時間を占める仕事時間がワクワクと楽しいものになれば、人生が変わると思いませんか?そこで今回は、自分を生かして心からやりがいを感じられる仕事に出会うにはどうすればいいのか、その鍵となる自己分析メソッドをご紹介します。
「好き=楽しい」になるとは限らない
人は仕事探しをするとき、自分の興味のあるものを扱う業界に目が行きがちですよね。例えば野球が好きなら野球メーカー、建築が好きならハウスメーカー、ゲームが好きならゲーム会社など。でも専門職でない限り、実際会社で任される仕事は、営業だったり、広報だったり、事務だったり、自分の「好き」とは直接関係のないことも多いはず。実はこの「好きなことを仕事にすれば楽しい」という観念が、なかなかぴったりな仕事が見つからない落とし穴なんだそうです。
ぴったりな仕事を見つけるための、3ステップとは?
仕事に対するやる気が自然と出て、いつの間にかスキルが上がっていく…そんな好循環に入ることができる自分にぴったりな仕事を見つけるための3ステップがこちら
- 「自分の価値観」を整理する(心地よい働き方とは)
- 「得意なこと」を整理する(心から楽しめる職種とは)
- 「好きなこと」を整理する(ワクワクできる業界とは)
このように1~3を順番に整理していき、すべてを満たす職業を洗い出すことで自分にぴったりな仕事を導き出すことができるのだそう。
1.まずは自分の価値観を整理しよう(心地よい働き方とは)
まずはじめに、仕事に対してどのような価値観を持っているのか(どのような状況だと喜びを感じながら働けるのか)洗い出してみましょう。
例えば、
- お金を稼ぐことよりも、余暇の時間を大切にしたい。
- 仕事を通して、自己スキルを磨き続けたい。
- たくさんの人と切磋琢磨しながら、何かをつくり上げることが好き。
- 今は自由時間よりも、お金を稼ぐことに専念したい。
など
余暇を大切にしたいなら時間も体力も余裕を持って働ける会社を、自己スキルを磨きたいならそのスキルに応じた会社を選ぶことで、自分の価値観に沿った働き方ができます。
2.「得意なこと」を整理する(心から楽しめる職種とは)
次に自分の得意なことを整理します。この際の得意とは、喜びを感じながら続けることができるもののことです。
例えば、
- 人と話すことや交渉することに喜びを感じる(営業)
- 計算や単純作業が苦にならない(経理)
- デザインや企画制作などクリエイティブなことに夢中になれる(広報、企画)
- 手先が器用で細かい作業が楽しい(製造)
など
常日頃からどのようなことに喜びを感じているのかを整理すると、楽しみながら続けることのできる職種が見えてきます。
3.「好きなこと」を整理する(ワクワクできる業界とは)
最後に、自分が好きと感じるものを整理します。
- 洋服が好き(アパレルメーカー)
- 食べることが好き(食品メーカー)
- 車が好き(自動車メーカー)
など
このように1~3の順に自分の気持ちを整理し、まずは「自分の価値観にあった働き方」ができる会社を探します。その会社の中から「自分の得意分野を生かせる」会社を選びます。そして最後にその中から「自分の好きと関係のある」会社を選べば、自分により合った働き方(仕事)が見つけやすくなるそうです。もちろん、1~3全てにあてはまらない場合も。その時も1から順番に絞っていくことが大切だそうです。
参考:KADOKAWA 出版/八木 仁平著
「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド
まとめ
いかがでしたか?「好きなこと」を基準にせず、あえて自分の価値観→得意なこと→そして最後に好きなことの順番で、本当にやりたいことを洗い出していくことで、自分に合った仕事を見つけやすくなるんだそうです。この方法がすべての人に当てはまるというわけではありませんが、自分にぴったりな仕事を見つけ出す一つの方法として、ぜひ一度試してみてくださいね。