“だるおも”な夏こそ、早朝ウォーキングで心も身体も目覚めさせよう!


ぐんぐん気温が上がり、外に出るのもおっくうに感じる夏は、早朝ウォーキングに出かけてみませんか?猛暑日と言われるような日でも森や水辺の近くなどは朝の気温が比較的穏やかで、一枚羽織るものが欲しくなるほど涼やかな場所もあります。夜明けとともに出発するもよし、ナイトハイク&ご来光を楽しむもよし、日の出が早く気温が高い夏だからこその時間を満喫できますよ。そこで今回は、滋賀県にある早朝ウォーキングのおすすめスポットをご紹介します。

草津市立 水生植物公園みずの森(草津市)

「植物と人、水と人のふれあい」をテーマに、四季折々の草花や水生植物、野鳥に出会える水生植物公園。まるで海外にいるかのようなフォトジェニックな写真も撮れるとあって、最近では若い世代の姿も。毎年夏の間(7月中旬~8月中旬)は、開園時間が朝7時からと早まり、午前中が見ごろと言われる睡蓮の花を一目見ようと、早朝から多くのファンが訪れます。

JR醒ケ井駅周辺(米原市)

JR醒ケ井駅から徒歩数分のところにある、かつて中山道61番目の宿場として栄えたエリア。平成の名水百選にも選ばれた、「居醒の清水(いさめのしみず)」から湧き出た、清らかな清流「地蔵川」沿いの朝はひんやりと清々しく、7月下旬から8月下旬ごろにかけては、とても珍しい水中花「梅花藻」が可憐な花を咲かせています。醒ケ井周辺に多数ある、湧き水スポット巡りもおすすめです。

伊吹山(米原市)

滋賀県最高峰、高山植物のメッカとして有名な伊吹山。日中のうだるような暑さを避けるように、夏場はナイトハイクが盛んです。夜に出発して、夜景や満天の星空を眺めながら頂上を目指したあと、まばゆいばかりのご来光を拝んで涼しいうちに下山。ご来光登山はしてみたいけれど、いきなり富士山はキツイという人にもおすすめです。

満月寺浮御堂周辺(大津市)

大津市にある堅田地区は滋賀県の中でも寺社仏閣が密集する、歴史の町。早朝ウォーキングで絶対にはずせないスポットが、朝焼けに浮かぶ満月寺の浮御堂。湖東から昇る朝日に照らし出された浮御堂は、得も言われぬ美しさ。歌川広重の近江八景にも登場する堅田浦の情景を思い描きながら、寺社仏閣や石碑を辿る歴史ウォーキングが楽しめます。

 <まとめ>

いかがでしたか?日の出が早くなる夏は、自ずと目覚める時間も早くなるのだそうです。計画して出かけるのが面倒なら、何気なくすっきり目覚めた朝に出かけてみてはいかがでしょうか?始発に乗ってみたり、窓を開けて早朝ドライブを楽しんだり、もちろん、家の近くを散歩するだけでもOK。朝一番の光を体に浴び、今日一日のエネルギーをチャージするつもりで、ぶらりと身軽に出かけてみましょう。思いがけない出会いや経験したことのない感動が待っているかもしれませんよ。ぜひ、心の赴くままに、夏の早朝ウォーキングを楽しんでみてくださいね。