「なりたい自分」になれる、セルフプロデュース術とは?
1年の中でも年はじめは、特に「なりたい自分」に思いを巡らす時期ですよね。英語を自由自在に話す自分、キャリアアップした自分、10㎏痩せて綺麗になった自分…。でももしあなたが、「どうせ私には無理」と、自分に自信が持てないでいるのなら、セルフプロデュースを試してみてはいかがでしょうか?自分をしっかり分析し、自分の素晴らしい面に目を向けきちんと自分を自分で評価できるようになるセルフプロデュースは、仕事やプライベートでも評価されることが増えキャリア形成にもとても役立ちます。そこで今回は、自己肯定感も爆上げしてくれる、セルフプロデュース術をご紹介します。
セルフプロデュースをすれば、こんなことができる、わかる!
自分に自信が持てない人は、「完璧人間」「理想が高い」「他人と自分を比べる」人が多いのだとか。はたまた、勘が良すぎるあまり、最初からなんでもできてしまう反面少しの失敗でくじけてしまうなんて人も。そんな人たちの心を解き明かし、「なりたい自分」になるための道案内をしてくれるのがセルフプロデュースです。
セルフプロデュースでできること、分かること
- 自己肯定感がアップする
- 自分を客観的に見ることができる
- なりたい自分になるためにすべきことが分かる
- 他人からの評価が上がる
セルフプロデュースでは、まず自分を深く掘り下げます。その過程で気づいていなかった、もしくは目を反らしていた、自分の魅力や個性、自分の弱みや苦手なことなどをしっかりと把握することができます。自分の魅力や個性を認められるようになると、自信がつき、自己肯定感が上がります。また、自信を持ってその個性を表に出せるようになると、職場や周りからも評価されるようになります。さらに、弱みや苦手なことが分かれば、努力すべきことがより明確になり、なりたい自分になるための行動を積極的に起こしていくことができるのです。
セルフプロデュースを進める3つのステップ
概要が分かったところで、セルフプロデュースの具体的な方法をご紹介します。
1.1冊のノートを用意し、自分自身をとことんアウトプットする
まずは、自分を知る作業を行います。1冊のノートを用意しましょう。そして、下記項目を一つずつとことん書きだします。できれば、自分だけでなく、家族や友達などの意見も聞き記入しましょう。
・得意なこと
・苦手なこと
・自分の好きなところ
・自分の嫌いなところ
・今まで人から褒められたところ
・今まで人から指摘されて嫌だったこと
・好きなもの、こと、場所
・嫌いなもの、こと、場所
・尊敬する人
・嫌いな人、苦手な人
・大切なこと
・どうでもよいこと
2.理想の自分をイメージする
1ができたら、今度は理想の自分をイメージしてみましょう。その自分は、どのような行動をしていますか?どんな気持ちで毎日を過ごしていますか?できるだけ具体的に書き出しましょう。そして、1と照らし合わせて、理想の自分と今の自分のギャップを埋めるためには、具体的にどのような行動をすればよいのか、書き出してみましょう。
例えば、
仕事をバリバリこなしている理想の自分は・・・
・隙間時間を有効に使っている
・計画的に行動している
・部下の面倒をよくみて信頼されている
・自分が統括するチームはとても雰囲気がよい
といったイメージが出てきたら、次は、その理想の自分に近い人を観察したり、書籍を読んだり、セミナーに参加するなど具体的な行動をしてみましょう。そして、定期的にこのノートを見返し、理想の自分に近づけているのか、チェックしてみましょう。
<まとめ>
いかがでしたか?今回ご紹介したセルフプロデュース術は、最終的に「理想の自分」になるためのメソッドですが、その過程では思いもよらない自分の魅力や個性を発見することができます。取るに足らないことだと思っていたことが、周りからすれば憧れや尊敬の念を抱くことだったりするのです。「自分って実はすごいかも」「このままの自分で素晴らしいんだ」と気づいた時、実は理想の自分への憧れは、誰かから認めてもらいたいという気持ちが形を変えた承認欲求でしかなかったということはよくあること。そこに気づくことができれば、本当になりたい自分も自ずと浮き彫りになってきますよ。さぁ、兎にも角にもまずは自分自身をアウトプットするところから。毎日少しずつでもいいので、自分と向き合う時間をつくってみてくださいね。