新米の季節到来!滋賀県内の店や商品を活用して、手軽に近江米を食べよう
日本でもっとも大きな湖をたたえ、豊富な水資源を有する滋賀県。農業が盛んな地で、温暖な気候と豊かな土壌を活かした米の一大産地としても知られています。9月には、滋賀県内のあちこちで稲を刈り取る光景を目にすることができます。栽培されている米の種類も多く、「コシヒカリ」や「みずかがみ」など、種類もさまざま。でも、一からご飯を炊くのって面倒だな…と思う事、ありませんか?そんな時に利用できる、滋賀県内で近江米を使った「おにぎり」専門店や、普段使いに便利な商品をご紹介します。
地元産コシヒカリを堪能できる「おにぎり亭」
滋賀県栗東市小野の農産物販売所でJAレーク滋賀「田舎の元気や」の敷地内にある、おにぎり専門店「おにぎり亭」。地元・栗東で栽培されたコシヒカリのおいしさを、より多くの人に知ってもらおうと、2010年にオープンしました。滋賀県産のコシヒカリは、食味が全国でも最高ランクで、炊いた時に白くて艶があり、食べると粘りや甘みを感じられ、数あるお米の中でもいちばん人気が高いそうです。
お店で炊いたコシヒカリを使って、注文を受けてからおにぎりを握ります。具材は、鮭、梅、かつおなど定番のほか、ちりめん山椒や期間限定の季節商品などもあり、豊富なラインナップです。
「おにぎり亭」は、テイクアウトだけでなく、ドライブスルー方式でも販売しているのが大きな特徴です。買い物に立ち寄った主婦や家族連れのほか、出勤前や仕事の途中に車でおにぎりを買いに来るビジネスパーソンにも親しまれている店です。
◆問い合わせ「おにぎり亭」(「JAレーク滋賀田舎の元気や」敷地内)
電話:077・552・8318
滋賀県のオリジナル米「みずかがみ」をお手軽レトルトパックで食べる
数ある近江米の中で、唯一滋賀県でしか栽培されていないのが「みずかがみ」です。炊き上がりが白く、つややかで程よい粘りと甘みがあるのが特徴で、冷めてもおいしく、おにぎりやお弁当などにも適しています。
「みずかがみ」は、自然にやさしい農法を用いて栽培する「環境こだわり米」でもあります。
滋賀県は、琵琶湖とその周辺の自然環境を守るため、2001年から「環境こだわり農業」に取り組んできました。お米づくりもそのひとつで「環境こだわり米」として認定されるには、次のような栽培基準が設けられています。
◆「環境こだわり米」の栽培基準
①化学合成農薬の使用量が通常使用量の半分以下
②化学肥料(窒素成分)を通常使用量の半分以下
③泥水を流さないなど、琵琶湖をはじめ環境にやさしい技術で栽培する
④どのように栽培されたか記録すること
こうして厳しい条件をクリアして栽培されたコメは「環境こだわり米」とのブランド名で販売され、パッケージには「環境こだわり農産物」の認証マークが付けられています。おいしいことはもちろんですが、せっかくならば環境に配慮したお米を食べることで、滋賀県の環境保全に少しでも貢献できるなんて嬉しいですね。
この「みずかがみ」をレトルトパックにした「みずかがみレトルトご飯」は、レンジで2分間温めるだけ。滋賀県内のJA直売所や道の駅、スーパーなどで販売されており、滋賀県のブランド米を手軽に味わえる一品です。
<まとめ>
いかがでしたか。滋賀県を代表する農産物のお米を、手軽に食べられるお店と商品をご紹介しました。地元のおいしいお米を食べて、明日への活力を蓄えてくださいね。