好感度がアップする、イベントでのマナー集
長らく続くコロナ禍も、その対応は「ウィズ コロナ」へと進んできました。これまで自粛傾向にあった、さまざまな社外イベントも、そろそろ復活する気配。秋から年末にかけて、野外や店などでのイベントに誘われる機会も生まれるかも知れません。そんな時、どうする⁉と、迷った時に役立つ、心くばりや行動などのマナーについて、シーンごとにご紹介します。
野外活動のテッパン、バーベキューは積極的に動こう
野外で行うイベントの中で、最近増えているのがバーベキュー。会社の一員として参加する、いわゆるビジネスバーベキューでは、年代や、役職を超えたさまざまな交流がもたらされます。ここで、ツボを押さえた働きを見せれば、好感度も上がります。では、どのように振る舞えばいいのでしょうか?
■服装
まず、服装は、動きやすいことが大切です。シャツは虫よけやバーベキューの火の粉から身を守れるよう長袖で、作業がしやすいよう、腕まくりができるシャツが便利です。ズボンも長いものを選んで。いずれもよごれが目立たない色や柄だと気を使わず、楽に過ごせます。
■下ごしらえから片付け
下ごしらえは、自分からできることを見つけて行動するとよいでしょう。例えば、野菜を切ることや、炭で火を起こす作業などを「これ、やります」と率先して手掛けます。肉や野菜を焼く時は、焼くのが好きな人がいれば任せるのがおすすめです。
後片付けは、ゴミの分別や、汚れた食器を洗うなどしてみんながやりたがらない仕事を選んで行動すれば、周囲の人が好印象を抱くきっかけになります。
■その他
差し入れに持って行って喜ばれるのはお酒ですが、飲酒できない人や、運転するために、ソフトドリンクもあるといいでしょう。その他、重いものを運んだり、具合が悪そうな人がいたら声をかけたりするなどのさりげない気配りを見ている人が多いものです。そんな働きぶりが、仕事ぶりにも反映されると高評価にもつながります。
宴会の幹事に選ばれたら…?ポイントは“段取り”
歓送迎会や懇親会などの社内イベントの幹事は、店の選定や、参加者の確認、会計など多岐に渡った仕事が求められます。ここでは、ひとつずつの工程を決めて実行していくとスムーズに進みます。
■幹事の仕事は…
①店を決める…参加する人数と男女の比率で決めます。
②参加する人数を確認する…メールなどで出欠を取り、参加者とその人数を決定します。
③店を予約する…決定した人数をもとに店を予約します。
④会費を徴収する…会費は事前か開場前にもらっておきます。
■宴会時のポイント
①ひとりでいる人や話していない人に気配りをする
②飲めない人にはソフトドリンクを進める
③具合の悪そうな人がいれば、すぐに対応する
<まとめ>
いかがでしたか?仕事場だけでなく、社外でのイベントでも周囲への心配りが大切ですね。何事にも業務と同じように真面目に取り組めば、仕事に対する意欲やあなたらしさが周囲に伝わることでしょう。