見どころは梅や桜!春色に染まる石山寺へ行こう
春といえばお花見!と言っていいほど、鮮やかな色の花が開花する季節です。梅や桜、菜の花にチューリップ等…気候もちょうどお出かけしやすい暖かさになり行楽シーズン到来です。今回は滋賀県大津市にある大本山石山寺の「梅つくし・桜まいり」についてご紹介します。石山寺では梅や桜で春色に染まった景色を堪能することが出来ますよ。春の行楽シーズンのお出かけにピッタリです。
大本山石山寺ってどんなお寺?
大本山石山寺は、天平19年(747年)に聖武天皇の勅願により建てられた、真言宗の大本山です。境内には至る所に壮大な硅灰石(天然記念物)があります。
平安時代、観音信仰が広まると、貴族による石山詣が盛んになり女流文学者も多く訪れました。中でも紫式部が「源氏物語」を起筆したという伝説が有名です。
ご本尊では日本で唯一の勅封秘仏、二臂如意輪観世音菩薩で、安産・福徳・縁結び・厄除けにご利益のある観音さまとして広く信仰され、平安時代には京都の清水寺や奈良の長谷寺と並んで三観音とされ多くの進行を集めてきた由緒あるお寺です。
「花の寺」としても知られている石山寺
石山寺は「花の寺」としても知られています。四季折々の花が境内を明るく灯していています。
春の花に関しては、2月頃からは梅が、3月頃からは早咲きの桜が、4月下旬から5月にかけては樹齢200年のキリツマツツジが彩ります。
梅は境内3箇所の梅園で見られ、桜は、3月上旬にカワヅザクラ、カンザクラ、ガンザクラなど早咲きの桜が咲き始め、ソメイヨシノ、シダレザクラ、遅咲きのサトザクラなど長い期間楽しめ、梅と桜を同時期に楽しめることが出来ますよ。
春色に染まる石山寺の梅つくし・桜まいりイベント
花の寺、石山寺では、梅が咲き始める時期にあわせて、「石山寺 梅つくし」を、桜開花に合わせて「石山寺 桜まいり」のイベントを開催しています。
「石山寺 梅つくし」では期間中、梅園で約400本の梅が咲き誇り、境内一帯で常時40点以上の見頃を迎えた梅の盆梅の展示が行われます。
「石山寺 桜まいり」では、早咲き・遅咲きのさまざまな種類の桜が約600本あり、境内各所で鑑賞することが出来ます。
たくさんの梅と桜を同時期に鑑賞出来るなんて贅沢ですよね!
梅つくし・桜まいりイベント詳細
日時:2023年2月18日~2023年4月9日
時間:午前8時~午後4時
入場料:600円(小学生は250円)
この時期だけの2つの特別行事
「石山寺 梅つくし・桜まいり」の期間中、更に2つの特別行事があります。1つ目は、本堂内陣春の特別拝観として、「西国三十三所巡礼 観音の道」と題し、日本遺産にも登録されている、三十三観音霊場をめぐる西国三十三所巡礼に係る寺宝が本堂内陣で展示されます。
「西国三十三所巡礼 観音の道」
日時:2023年3月1日~2023年3月18日
時間:午前10時~午後4時
会場:本堂内陣
入場料:大人(中学生以上)500円 小学生250円
2つ目は、春季石山寺と紫式部展として、「石山寺縁起絵巻 誕生700年へ」と題し、石山寺の創建や本尊・観音菩薩の霊験、各時代の参詣を記した石山寺縁起絵巻の制作から来年700年を迎えることを記念して重要文化財・石山寺縁起絵巻を始め江戸時代に制作された関連物が展示されます。
「石山寺縁起絵巻 誕生700年へ」
日時:2023年3月18日~2023年6月30日
時間:午前10時~午後4時
会場:石山寺豊浄殿
入場料:大人(中学生以上)300円 小学生150円
「西国三十三所巡礼 観音の道」・「石山寺縁起絵巻 誕生700年へ」の開催期間はずれて開催されるため、両方見たい方は、3月18日に訪れることをおすすめします。
参考:大本山石山寺
「石山寺 梅つくし・桜まいり」
<まとめ>
いかがでしたか?石山寺では梅と桜を同時期に鑑賞出来る上に特別行事まであるなんて盛りだくさんですよね!
「石山寺 梅つくし・桜まいり」イベント期間中、石山寺界隈の各店舗で梅・桜にちなんだ期間限定のお食事や甘味、お茶などの商品もご用意されているそうなので、イベント鑑賞後お昼・お茶を界隈でしても楽しめると思います。
梅・桜鑑賞にお食事、想像しただけで暖かい春の到来を感じますね。行楽シーズンのお出かけにぴったりです。この春は石山寺へ遊びに行ってみてはいかがでしょうか?
滋賀県には「石山寺 梅つくし・桜まいり」のような魅力的なイベントが沢山あります。滋賀県の派遣会社エースコーポレーションは、ワンルームマンション寮が利用できて、仕事も生活も安心です。新規一転、新しい場所で新しい仕事や生活をしたい方はぜひエースコーポレーションにご相談ください!